コロナが流行し、3密を避けるレジャーとしてブームとなったのがアウトドア。キャンプや車中泊需要が一気に高まり、近年ますます注目を集めているキャンピングカー。国内キャンピングカービルダーの中でも注目されているのが、岐阜県可児市に拠点を置く「トイファクトリー」。2025年10月9日(木)放送の「カンブリア宮殿」では、国産キャンピングカー市場をけん引する株式会社トイファクトリーの代表取締役社長・藤井昭文さんが出演します。
そこで、今回は、藤井昭文さんのプロフィール・経歴をまとめるとともに、創業店の場所や番組で語られるキャンピングカーの経営戦略についても調査していきたいと思います。
藤井昭文(トイファクトリー社長)の経歴・プロフィール

名前:藤井 昭文(ふじい あきふみ)
株式会社トイファクトリー代表取締役
生年月日:1971年7月2日(54歳・2025年現在)
出身地:岐阜県可児市
学歴:岐阜県立可児工業高等学校 卒業
東京デザイナー学院 中退
藤井昭文さんがキャンピングカーと出会ったのは、父親の影響だそうです。父親が手作りのキャンピングカーに乗っていて、物心がついた頃には、家族旅行=キャンピングカーというのが当たり前の環境で育ったそうです。
藤井昭文さんは、岐阜県立可児工業高等学校を卒業後、東京デザイナー学院に進むものの、中退してしまいます。専門学校を辞めたあとは、アパレル商社で勤務した後に、1995年8月に可児市でトイファクトリーを設立し、代表取締役に就任します。
キャンピングカーの創業の原点は父親だった!
藤井昭文さんの父親は、内装業を営んでいました。
藤井昭文さんの父親は、アウトドアが大好きな人だったそうです。初めてのキャンピングカーとの出会いは、父親が製作した手作りのバンだったそうです。家族旅行は、もっぱらキャンプで車中泊が当たり前で、友達が家族旅行で旅館やホテルに泊まると聞いて、驚いていたそうです。

藤井昭文さんのお父さんが造った当時のキャンピングカーってどんな感じだったんだろうね!幼いながらにも父親が造ったキャンピングカーでの旅が楽しかったんだろうね♪
藤井昭文さんが創業し始めた頃、インテリア業が軌道に乗っていたにもかかわらず、信頼する仲間に譲って、藤井昭文さんを手伝ってくれたそうです。父親が持つ、内装の技術と藤井昭文さんが習得してきた、車の技術を合わせ、独自のキャンピングカーを作り出すことができました!
父親と試行錯誤しながら一緒に1号車を作り、2号車、そしてようやく3号車で、大当たりする車ができました。

藤井昭文さんのお父さんが自分の仕事を人に譲ってまで、手伝ってくれたのは、頑張る息子を応援したい気持ちとお父さんもキャンピングカーが好きってことだよね!自分たちのアイデアを出して造り上げる、キャンピングカーには夢が詰まっているよね!
キャンピングカー代表モデル|第1号車「LINDBERGH(リンドバーグ)」

トイファクトリーが初めて手がけたキャンピングカーの生産第1号車が、「LINDBERGH(リンドバーグ)」です。ベースとなったのは1996年式のハイルーフ・スーパーロングで、100系ハイエースの中でも最も車内の広いモデルなんです。
藤井昭文さんは、トラックドライバーの仕事で貯めた資金で購入したハイエースをベースに、内装・家具・電装は、藤井昭文さんと父・昭二さんが製作しました。、営業は妻・りつ子さん、縫製を藤井昭文さんの母・節子さんが担当し、一家総出で初代キャンピングカーの「LINDBERGH(リンドバーグ)」を作り上げました。
藤井昭文さんが幼少時の時に、父親の手作りキャンピングカーで旅をしていた時に感じた体験を活かし、快適性・断熱性・安全性などを考慮しキャンピングカーを製作しました。
そしてその考え方は、現在のトイファクトリーのものづくりにも受け継がれ、まさにリンドバーグは、原点と呼べる代表モデルといえます。
キャンピングカーが仕掛ける経営戦略とは?
トイファクトリーがなぜ、日本を代表するビルダーへと成長を遂げたのか?業界の革命児が仕掛ける戦略は、私なりに考察してみました。
藤井昭文さんが本社を構えるトイファクトリーは、キャンピングカー製造販売で急成長を遂げ、現在では年間生産台数が1000台に迫る国内有数のメーカーへと成長しました。その原点には、藤井昭文さんが掲げる“見えない部分へのこだわり”があります。
1995年に創業した当初、世の中の流行は派手な内装やシャンデリアでした。しかし、藤井昭文さんは地味なベージュ一色でまとめ、第1号車に断熱性能を導入しました。2009年にはJAXAのロケットに使われる特殊断熱セラミック塗装を採用するなど、業界では前例のない挑戦も行いました。その結果、
業界内で「断熱のトイ」と呼ばれるほど、快適さに定評を持つブランドを確立しました。

トイファクトリーが仕掛ける戦略は、実際に藤井昭文さんが体験したことが、キャンピングカーに活かされてるよね!見た目ではなく、見えない部分へこだわることによって、旅先でも快適に過ごせる、そこに重きを置いて、やってきたことが、こうして結果に残ったんじゃないかな?
また、番組を観て藤井昭文さんが仕掛ける戦略を追記していきたいと思います。
まとめ
今回は、藤井昭文(トイファクトリー社長)創業の原点は父親で、キャンピングカーが仕掛ける戦略を調べてみました。
・藤井昭文さんは岐阜県可児市出身
・高校を卒業後、専門学校へ進学するものの中退
・藤井昭文さんが手掛けたキャンピングカー第1号は「LINDBERGH(リンドバーグ)」
・藤井昭文さんの経験をもとに、快適性・断熱性・安全性などを考慮しキャンピングカーを製作
・見えない部分へのこだわりが、トイファクトリーが仕掛ける戦略ではないか?
いかがだったでしょうか?国内キャンピングカービルダーの中で注目されている「トイファクトリー」、そして藤井昭文さんのこれからの活躍に目が離せませんね!!
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